第3回統括会議を開催

第3回統括会議を開催

各協働企業の役員を招いて、プロジェクトの最高意志決定機関である「統括会議」が開催され、平成21年度の活動方針について議論が行われました。 参加した各企業の経営者からは、研究をイノベーションに結びつける為には、この時期にビジネスモデルを想定することが必要であるとの見解が示され、技術的課題は勿論、社会的課題に関する事項にも積極的に取り組むことが了承されました。

会議の最後には、次期総長候補者である濵口医学系研究科長からプロジェクトにかける決意が述べられ、非常に印象深い会議となりました。予防早期医療創成プ ロジェクトは、現在の伊藤忠商事、オリンパス、日本ガイシ、富士通の4社に加え、21年度より、さらにトヨタ自動車、古河電気工業の2社が参加し発展させ ていく予定です。2月5日は、統括会議からシンポジウムまで、長時間にわたって開催されましたが、来年度の活動の方向性が明らかになった重要な日となりま した。

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news20090205_02-04s ‐濵口次期総長挨拶(抜粋)‐
発見あるいは発明、インベンション (invention)が、イノベーション (innovation) に変わるにはもうひとつファクターが要る、それは社会的な需要であり、歴史的背景をふまえ、次の社会変革をどう作り上げるか、この時期に我々日本社会が直 面している問題を直視し、研究しなければならないと思います。一年間のインキュベーションがありますが、このインキュベーションの先には大きな波を私達が作れるような状況が準備できるはずであると私は思っています。 今日みなさんと気持ちを一緒にして作業を進めていきたいと思います。皆さん是非よろしくお願いします。

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