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名古屋大学予防早期医療創成センター 第3回研究会のお知らせ

名古屋大学予防早期医療創成センター   第三回研究会
日時      2010年9月2日(木)15:00~18:00
場所       名大東山キャンパス ベンチャービジネスラボラトリー3階 
         ベンチャーホール
 趣旨      
名古屋大学では、予防早期医療に関わる広範で複合的な研究課題に対し、 医工等分野を超えた連携や産学官の連携により、融合研究に取り組む拠点として 「名古屋大学 予防早期医療創成センター」を設置致しました。
当センターでは、融合研究を刺激し、より発展させるような契機として、 定期的な研究会を開催しております。
来たる9月2日に、第3回研究会を下記プログラムで開催致します。 どなたでもご参加頂けます。新たな情報収集や、協働研究の契機として、 多くの方のご参加をお待ちしております。
問い合わせ先      
当センターに関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
PME拠点事務室

kou-kyoten@post.jimu.nagoya-u.ac.jp

⇒印刷用パンフレットpdfはこちら

プログラム
15:00~15:05 挨拶 名古屋大学 予防早期医療創成センター長(副総長・医学部附属病院長)
松尾 清一
15:05~15:45 講演1 「新成長戦略」ライフイノベーションについて
経済産業省 大臣官房 企画官(バイオ新規事業担当)
八山 幸司
今年6月に政府が策定した新成長戦略では、ライフイノベーションとして 医療・介護・健康関連産業を今後の日本の成長牽引産業と位置づけ、 革新的な医薬品・医療機器や医療・介護技術の開発、利用者本位の 多様な健康関連サービスを提供する産業の創出を目指している。 高齢化社会の中で日本が目指す成長戦略を紹介する。
15:45~16:25 講演2 大田区中小企業における医工・産学連携活動の現状と課題
財団法人 大田区産業振興協会 産学連携コーディネーター
小澤 茂幸
大田区では(財)大田区産業振興協会が中心となり、 大田区企業における新事業創出を目指して、2年ほど前から 「医工・産学連携活動」を推進している。
本講演では、「大田区中小企業を中心としたこれまでの医工・ 産学連携活動の概要」について紹介するとともに、 これまでの諸活動を踏まえ、「医工・産学連携を進展させる為 の重要ポイント」及び「中小企業と大学等の連携を契機とする 研究・製品開発の必要性」について提案したい。
16:25~17:05 講演3 心血管疾患に対するミッドカインの治療効果について
名古屋大学大学院医学系研究科 客員准教授 医療法人 安仁会 理事
堀場 充
ミッドカイン(MK)投与による治療効果を各種心血管疾患モデルで 検討した。心筋障害に対しては虚血性、非虚血性ともに 心筋保護作用が認められ生存率を改善した。
また虚血下肢に対してはその壊死・切断の予防効果が認められた。 MKを利用した心筋保護、血管新生などを目的とした 臨床応用の開発が期待される。
17:05~17:10 小休止
17:10~18:00 有志意見交換会(会費2,000円 どなたでもご参加頂けます)

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