予防早期医療創成センター 第8回ワークショップ(第20回研究会) 開催報告

 

恒例となりました当センターの第8回ワークショップが、去る1月29日(火)名古屋大学野依記念学術交流館で開催されました。毎年多くの参加者数を集めているワークショップですが、今年は過去最高の274名の技術者、研究者、行政など多くの方々にご参加頂きました。参加頂きました多くの方々に心より御礼申しあげます。

当日、冒頭門松健治センター長から開会の挨拶に続き、前センター長の松尾総長からもお集まり頂きました参加者の皆様にむけて、ご挨拶差し上げました。

また招待講演は、経済産業省 商務サービスG 政策統括調整官 江崎 禎英 氏より
「超高齢社会への対応 - 社会保障制度改革の視点 -」についてお話し頂きました。
江崎氏は、経済産業省の他、厚生労働省 医政局 統括調整官や内閣官房 健康・医療戦略室次長も兼務されており、多角的な視野から「人生を如何に幸せに生きるか」「生涯現役社会をどう構築するか」についてお話し頂きました。

招待講演に引き続き、ポスターやオーラルセッションが開催されました。今年は18件のポスター発表がなされ、また6つの分科会が開催されました。分科会では「1-1ヘルスからウェルネス、そしてハピネスへ」「1-2 無意識を科学する」「1-3 グローバルな視点で「PHR」を考える」「2-1 スマート社会におけるヘルスケア」「2-2 次世代生体モニタリングが拓く未来」「2-3 Lifestyle Solution」の6テーマついて、話題提供されました。

ワークショップ開催後は、参加者有志により意見交換会が行われました。当センターの関係者も含め、様々な形のネットワークが積み重なり、予防や早期医療に対しての社会の認知度が醸成されていくように感じられました。
毎年ながら、ご講演頂きました方々、ご参加頂きました皆様に、心より感謝しております。来年度もどうかよろしくお願い致します。

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