予防早期医療創成センター 第6回ワークショップ(第18回研究会)

 


去る1月23日、予防早期医療創成センターの第6回ワークショップが
名古屋大学 野依記念学術交流館で開催されました。
ワークショップでは、当日210名に及ぶ研究者、技術者、行政、経営者、学生諸氏が
集いました。
分野や立場を越えた交流の場を造りたいと考えている当センターとしては、大変嬉し
いかぎりです。
 

門松健治センター長の開催の挨拶につづき、
招待講演として、WHO健康開発総合研究センターの
テクニカルオフィサーである茅野龍馬医師が登壇、
「高齢化と健康に関するWHOワールドレポート
~求められるイノベーションと研究・開発の可能性」
について述べられました。
 
1-1 予防・健康増進に向けたIoT応用の可能性

1-2 社会参加寿命延伸の為の新潮流

2-1 ベッドサイド診断の技術と応用

2-2 皮膚を科学する

ポスターセッションでは、企業の参加者も試作器を展示・実演するなど
大変密度の濃い情報交換・ディスカッションがされていました。
ポスターセッションで説明に立たれた方は、お昼を食べる間もない程の盛況ぶりでし
た。

また、今年度は、長寿社会を拓く視点から、先端的なテクノロジーは勿論のこと、
新しく社会寿命を延伸しうる新潮流として、新たなサービスにもスポットを当てた分
科会も実施されました。
理系のセンターとしては異色の新しい方向性に挑戦したものです。

IoTやベッドサイド診断、皮膚の科学など、先端テクノロジーを基盤に
現在少しづつ萌芽している「社会参加寿命延伸の為の新サービス」と協調して
予防早期医療の創成に一歩近づきたいと思います。
 

改めて、当日ワークショップで、ご登壇頂いた先生方、経営者の皆様や、
参加して頂いた方々に心より御礼申し上げます

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