活動への想い

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バイオ研究がきっかけに
 
生物工学を専門とするようになったのは、学部生時代からです。お世話になった先生が微生物の培養に取り組まれていました。味噌や醤油のオールドバイオの生産工程を効率化するという内容で、当時としてはとても珍しいものでした。「効率化」や「合理化」というとシステマティックで工学的なイメージがしますが、工学の分野から生物の領域にアプローチできる面白さを感じました。その後も、食品開発や製薬に工学的な視点で向き合ってきました。例えば、食品に機能性ペプチドが確認された場合、それが細胞、人体にどのように影響するのか、ペプチドの種類や数を解析し、情報工学的に特定していきます。このような情報解析(探索技術)は、PMEの研究にも大いに役立つものです。機能性ペプチドの中で高血圧に効くもの、糖尿病に効くものなど、解析の過程で生活習慣病のリスク回避に関わるデータを複数確認することができるのです。
 
研究目的の根本には「人類への貢献」がある
 
PMEで企業の方と共に研究する意義は、テーマに対して充分な解析と考察ができることにとどまりません。名古屋大学医学部も名大病院も巻き込んでヒトを対象にした治験ができる。製薬会社の方も食品会社の方も、病気を持つ人にとって本当にいいと思うことを、ここで研究できるのです。これからますます柔軟なコラボレーションで研究開発を行いたいと思います。

 

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