予防早期医療創成センター 第6回研究会が開催されました

予防早期医療創成センター 第6回研究会が開催されました

去る6月30日、名古屋大学予防早期医療創成センターでは第6回の研究会を開催致しました。会場となった東山キャンパスES総合館ESホールには、協働企業や学内研究者、学生諸氏、行政の方々など80名以上がお集まり頂きました。
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まず冒頭、当センターの松尾清一センター長(副総長・名大病院長)より会場にお集まり頂いた皆様にご挨拶申し上げました。

(写真:挨拶する松尾センター長)

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引き続き、(財)医療機器センター医療機器産業研究所上級研究員の日吉和彦様より、当センターの協働企業は殆どが医療分野以外の異業種であることを踏まえ、「異業種からの医療機器参入のポイント」と題しご講演を頂きました。 とかく慎重になりがちな異業種に対し、エールを送って頂きました。

(写真:講演する(財)医療機器センター医療機器産業研究所 上級研究員 日吉和彦氏)

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続きまして、名古屋大学大学院生命農学研究科生命技術科学専攻 産業生命工学研究分野の黒田俊一教授より、名大発のシーズ紹介として「次世代医療を 支える全自動ワンセルピックアップ装置の開発」の紹介があり、実用化を目指した研究開発テーマとして、工学研究者や学生諸氏の興味を大いに刺激しました。

(写真:名古屋大学大学院生命農学研究科生命技術科学専攻 産業生命工学研究分野の黒田俊一教授)

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最後に名古屋大学大学院医学系研究科 発育・加齢医学講座(地域在宅医療学・老年科学)の葛谷雅文教授より、「超高齢化社会を見据えた医療を目指し て」と題して講演を行いました。特に内容が、老齢者特有の「虚弱(frailty)」や「サルコペニア(老化に伴う筋委縮)」の予防の話しに及ぶと、会場 は研究者・技術者としてもさることながら、当事者意識も高まり、活発な議論で盛り上がりました。

(写真:名古屋大学大学院医学系研究科 発育・加齢医学講座(地域在宅医療学・老年科学)葛谷雅文教授)

20110630-05-s(写真:乾杯の挨拶をする宮田隆司産学官連携推進本部長、理事・副総長) 20110630-06-s(写真:和やかな意見交換会の様子)

講演会の修了後、意見交換会も開催され、関係者でフランクな意見交換がなされました。次回の研究会は9月13日の開催を予定しています。多くの方々のご参加をお待ち申し上げております。

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