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名古屋大学予防早期医療創成センター 第6回研究会のお知らせ

名古屋大学予防早期医療創成センター   第6回研究会
日時      2011年6月30日(木)15:00~18:35
場所       名大東山キャンパス ES総合館1階 ESホール
 趣旨      
名古屋大学では、予防早期医療に関わる広範で複合的な研究課題に対し、医工等分野を超えた連携や産学官の連携により、融合研究に取り組む拠点として「名古屋大学 予防早期医療創成センター」を設置致しました。 当センターでは、融合研究を刺激し、より発展させるような契機として、定期的な研究会を開催しております。 来たる6月30日に、第6回研究会を下記プログラムで開催致します。どなたでもご参加頂けます。新たな情報収集や、協働研究の契機として、多くの方のご参加をお待ちしております。
問い合わせ先      
当センターに関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
PME拠点事務室

kou-kyoten@post.jimu.nagoya-u.ac.jp

⇒印刷用パンフレットpdfはこちら(1.30MB)

プログラム
15:00~15:05 挨拶 名古屋大学 予防早期医療創成センター長(副総長・医学部附属病院長)
松尾 清一
15:05~16:05 講演1 異業種からの医療機器参入のポイント
(財)医療機器センター医療機器産業研究所 上級研究員
日吉 和彦
近年、国のライフイノベーション推進政策に呼応し健康・医療機器産業への異業種からの参入が盛んになっているが、薬事法、PL法などの規制の理解不足が障壁となっている。これらの規制を正しく理解するためのポイントを解説し、健康・医療機器産業の動向と産学連携・医工連携推進について述べる。
16:05~16:45 講演2 次世代医療を支える全自動ワンセルピックアップ装置の開発
名古屋大学大学院生命農学研究科生命技術科学専攻 産業生命工学研究分野 教授
黒田 俊一
次世代医療において有用細胞(Hybridoma, CHO, ES, iPS等)の重要性は増しているが、その樹立・育種方法は旧態依然であり、「各1細胞の個性(ゆらぎ)」が考慮されておらず、近年問題が生じている。本講演では、上記問題を解決する「1細胞育種」を初めて実現する装置の開発経緯を紹介するとともに、診断分野での応用についても述べたい。
16:45~17:25 講演3 超高齢化社会を見据えた医療を目指して
名古屋大学大学院医学系研究科 発育・加齢医学講座(地域在宅医療学・老年科学) 教授
葛谷 雅文
現在の高齢化率は21%を超え、紛れもなく日本は超高齢社会に突入している。高齢者では成人と異なる疾患背景や特有な症候を多く抱えている。このような高齢者を対象にする医療に成人をターゲットとした医療を当てはめることは困難であり、大きなパラダイムシフトが必要である。今後よりよい高 齢者医療を支える研究を目指したい。
17:25~17:30 挨拶 名古屋大学産学官連携本部長 理事・副総長
宮田 隆司
17:30~17:35 小休止・移動
17:35~18:35 有志意見交換会
(於:ES会議室 会費2,000円 どなたでもご参加頂けます)

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