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名古屋大学予防早期医療創成センター 第14回研究会のお知らせ

名古屋大学予防早期医療創成センター   第14回研究会
日時      2013年10月17日(木)15:00~18:40
場所       名古屋大学 鶴舞キャンパス 基礎研究棟4階 第4講義室
 趣旨      
名古屋大学では、予防早期医療に関わる広範で複合的な研究課題に対し、医工等分野を超えた連携や産学官の連携により、融合研究に取り組む拠点として「名古屋大学 予防早期医療創成センター」を設置致しました。当センターでは、融合研究を刺激し、より発展させるような契機として、定期的な研究会を開催しております。

来たる10月17日(木)に、第14回研究会を下記プログラムで開催致します。どなたでもご参加頂けます。新たな情報収集や、協働研究の契機として、多くの方のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先      
当センターに関するお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
名古屋大学 赤﨑記念研究館4階 TEL・FAX:(052) 789 – 5499

PME拠点事務室 柴原

kou-kyoten@post.jimu.nagoya-u.ac.jp

⇒印刷用パンフレットpdfはこちら(1.54MB)

プログラム
15:00~15:10 挨拶 名古屋大学 予防早期医療創成センター長 副総長・産学官連携推進本部長
松尾 清一
15:10~15:55 講演1 モデル動物を用いた2型糖尿病の遺伝因子と食事因子の解析
名古屋大学大学院生命農学研究科 応用分子生命科学専攻 動物栄養情報学研究分野  教授
堀尾文彦
2型糖尿病は、遺伝因子と環境因子が作用しあって発症し、環境因子の中でも脂肪摂取過多は強い危険因子である。我々は、モデル動物を用いた遺伝解析法を使って、高脂肪食摂取と相互作用して2型糖尿病・脂肪肝を発症させる遺伝子の同定を進めている。また、食品素材由来の抗糖尿病物質の探索も行なっている。これらの成果について紹介したい。
15:55~16:40 講演2 遺伝子導入ニワトリ ~ 工学部におけるバイオテクノロジー
名古屋大学大学院 工学研究科 化学・生物工学専攻 生物機能工学分野 教授
飯島 信司
20年程前より工学部にも生物系の講座が続々誕生し、出口の産業として医薬をターゲットとしているグループも多い。このような動きの中で、名古屋大学においても生物機能工学科が20数年前に新設された。私の講座では医薬品の卵への生産を目的としたトランスジェニックニワトリの開発や、多くの病態が炎症を伴うことから、抗炎症を想定した自然免疫の研究を行っている。そこで、私の講座を例に工学部におけるバイオテクノロジー研究の現状を紹介する。
16:40~17:25 講演3 国による創薬支援体制構築と「日本版NIH」に関する検討状況
厚生労働省 大臣官房厚生科学課 研究企画官
中山 智紀
本年6月に閣議決定された日本再興戦略等では、革新的医薬品の実用化のため、医薬基盤研に本年設置した創薬支援戦略室が本部機能を担う創薬支 援ネットワークを「日本版NIH」の創設に先行して構築することとされている。その取組の状況と「日本版NIH」に関する検討状況を報告する。
17:25~17:40 小休止・移動
17:40~18:40 意見交換会
(於:鶴友会館1階 レストラン鶴友 / 会費2,000円 どなたでもご参加頂けます)

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