予防早期医療創成センター 第2回ワークショップが開催されました

予防早期医療創成センター 第2回ワークショップが開催されました

去る1月31日(火)にES総合館 ESホール ES会議室において予防早期医療創成センター第2回ワークショップを開催しました。同センターは、平成22年4月より予防早期医療に関わる広範で複合的な 研究課題に対し、医工等分野を超えた連携や産学官の連携により、融合研究に取り組む拠点として設置されたもので、現在企業7社との協働研究が進行中です。

ワークショップ当日は、松尾清一センター長・副総長・名古屋大学附属病院病院長の開会の挨拶に続き、現在産学連携で進行中の研究テーマを中心に、6つの分 科会が開催されました。分科会の内容は、今般、総合特区制度に採択された豊田市での健康医療情報の統合に関する試みや、地域医療ネットワーク、身体運動機 能センシング等ICTに関する話題から、抗体を用いた診断マーカー・ツールや物理化学のライフサイエンス応用、アレルギー診断まで、幅広い分野に及びまし た。学内の医学・工学・農学・情報科学の研究者はもとより、協働企業の技術者、企画担当者、行政関係者など、160名を超える方々が参加し、予防や医療に 関する多面的なテーマに対して、熱心に情報共有や意見交換を行いました。

また、ES総合館エントランスホールでのポスターセッション会場では、来場者の健康状態を、企業の試作機により実際にモニタリングするデモンストレーションも実施されました。企業との協働研究は実用化に近いものも多く、アカデミアの研究者の関心を引いていました。 ワークショップの最後には、「全体俯瞰」として、座長による各セッションの報告が行われ、参加者全員で研究の到達点を再確認しました。

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